笠岡市金浦ひったかおしぐらんこ

・海・山

開催場所 笠岡市金浦


開催日 旧暦5月5日ひったか19:00ーおしぐらんこ9:30ー

ひったかとは

金浦に伝わる伝統行事。もとは旧暦5月5日の行事であったが、現在ではそれに近い土曜の夜にひったかを、翌日曜の昼におしぐらんごを挙行する。
その沿革については不明な点が多いが、どちらも源平合戦に由来する行事といわれる。
「ひったか」は提灯で絵模様を描く火祭りである。吉田川をはさんで東にある行者山(源氏方で白い幟)と西にある妙見山(平家方で赤い幟)の中腹に木枠を組み、それに約300~400個の提灯をつるして、絵模様を浮かび上がらせ、その絵柄を競い合う。図柄は当日まで秘密にされるが、その年の話題が題材になることが多い。
当日の夜は出店が出て金浦のまちが大いに賑わう。
言い伝えによれば、平家方が付近の山で大規模なかがり火をたいて大軍を装い、せまる源氏方を退散させた故事にちなむとされ、「火を高く焚く」が語源となったという。

笠岡市HP

ひったかの周辺で夜店がたくさん出ていました。すごい盛り上がりで、人がひしめき合い、ファミリーから若い子まで楽しんでいる様子が伺えました(^ ^)

イカ焼きに長蛇の列

おしぐらんこ

船の競争です。2023年は地元の小学生や市役所の方、婦人会、大学生などが参加していました。

おしぐらんご」は2艘の和船で競漕する行事。
旧暦5月5日に近い日曜日に挙行される。源平合戦に由来する行事ともいわれる。
櫓を漕ぐことを櫓を「押す」と言い、「ぐらんご」はこの地方で走り競争のことを「かけりぐらんこ」と言うことから、おしぐらんごとは「船漕ぎ競争」という意味となる。
当日は金浦地区を東西に分け、それぞれの組の和船に6人ずつ乗りこみ、源氏方(白)・平家方(赤)にわかれて、金浦湾の沖合いから陸の方をめざして先を争う。漁業者の減少から一時は中止となったこともあったが、廃絶を惜しむ地元の努力により、昭和62年(1987)に復活し、盛大に挙行されている。

笠岡市HP

盛り上がり

2023年はコロナが明けて初めて開催されるひったかおしくらんこでした。金浦という地区は道も狭く古い街並みが特徴の地区です。お祭りがない時は人通りも少なく、ひろい土地もなく、いったいここでどうやってお祭りをするのか?伝統的なお祭りらしいが盛り上がっているのか不安でした。

そんな不安の中、笠岡に住んでいながら一度も行ったことのなかった、ひったかおしぐらんこに行ってきました!

まずはひったか。二号線を走っていると金浦の入り口付近で警備員が立っていて駐車場を案内してくださいました。広報笠岡には詳しい内容は載っていなかったので人の波について行き中心部まで行きました。両山の間くらいに屋台がずらりと並美、身動きとれないくらいの人でごった返していてびっくり!ファミリー層も多いですが、若者も多くとても盛り上がっていました!ひったかは両山のイラストを見るだけで、雰囲気は土曜夜市に近い感じです。

次の日、おしぐらんこ。駐車場はひったかと同じ場所で会場はわかりやすい所にありました。地元の子供たち、市役所職員、婦人会、大学生が参加し地元の運動会と言った感じでした。出店も出ていましたが、ひったかの方が盛り上がっている感じでした。

案外、盛大に盛り上がっている笠岡市金浦のひったかおしぐらんこにぜひ行ってみてくださいね(๑>◡<๑)

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