笠岡市大冝 太歳神社

笠岡観光

太歲神社(ださいじんじゃ)

 

太歳神社と「おさんさま」の伝説

赤い鳥居が目印の「太歳神社」には、地域で大切に守られてきた切ない言い伝えがあります。
1. 歴史を物語る祠と五輪塔
神社の小さな祠(ほこら)には、文政3年(1820年*)の年号が記された木札が今も残っています。また、その右上に見える4〜5基の「五輪塔」は、その形から約450年から500年前のものと推定され、この地の長い歴史を物語っています。
2. 悲運の姫「おさんさま」の伝説
これらの五輪塔は、地元で「おさんさま」と呼ばれ親しまれています。伝承によると「おさん」は、かつてこの地にあった城山(大下)の城主の娘として生まれました。しかし、若くして激しい歯の病に苦しみ、若くして亡くなってしまいます。彼女はこの地に手厚く葬られました。
3. 歯痛の守り神へ
いつしか「同じ痛みを持つ人を救ってくれる」と信じられるようになり、おさんさまは「歯痛を治してくれる神様」として、多くの人々が祈りを捧げる場所となりました。
4. 太歳神社と守り人の家系
かつて城主・高田家に仕えていた藤原氏の子孫が、おさんの墓守としてこの地に定住しました。彼らがこの場所で太歳神社を祀り、代々守り続けてきたといわれています。
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