笠岡市大冝 艮神社

笠岡観光

艮(うしとら)神社

住所 笠岡市大冝355

主祭神 吉備津彦命 幸魂神

由緒沿革 勧請年月日不詳。もと、丑寅宮と称したが明治4年艮神社と改称。現在の社殿は文化3年に造営されたものである。昭和6年村社に列格。


 

境内に足を踏み入れると、ひときわ目を引く大きな注連柱(しめばしら)が立っています。

  • 建立の背景: 柱には「皇紀二千六百年記念」と刻まれており、昭和15年(1940年)に建てられたことがわかります。
  • 刻まれた言葉: 草書体で「神徳及蒼生(しんとくそうせいにおよぶ)」「皇威治八紘(こういはっこうをおさむ)」と彫られています。これは「神の徳はすべての人々に及び、天皇の威光は全世界を照らす」という意味です。
  • 本殿の歴史: 創建年代は不明ですが、現在の社殿は文化5年(1808年)に再建されたものです。祭神として吉備津彦命(きびつひこのみこと)を祀っています。

五角柱の地神様(じがみさま)

大宜(おおぎ)地区に唯一残る、珍しい五角柱の地神塔です。
  • 特徴と由来: 本来、地神様は川の合流点や道の交差点に祀られることが多いものですが、ここは他所から移設されたと伝えられています。
  • 祀られている五柱の神: 正面の「天照大神」をはじめ、倉稲魂命、大己貴命、少彦名命、埴安姫命の五神の名が各面に刻まれています。
  • 信仰: 春と秋の彼岸に近い「社日(しゃにち/戌の日)」には祭礼が行われます。人々はここで五穀豊穣を祈り、収穫に感謝を捧げてきました。

竜王様と水分(みくまり)神社

もともとは現在地より50メートルほど高い、松林を抜けた山頂に祀られていました。
  • 水の守護神: 竜王様も水分様も「水の神様」です。農家にとって命ともいえる「雨」を司る、非常に大切な存在です。
  • 絶やさぬ水: 祠の下には「甕(かめ)」が置かれています。この中の水は、どんな時も決して絶やしてはならないという厳格な守り事が伝えられています。

荒神(こうじん)様

農業の守護神であり、お祝いの神様としても信仰されています。
  • 大宜の荒神信仰: かつて大宜には八つの荒神様が祀られていたといいますが、今ではここ一箇所のみとなりました。現在も4年に一度、神楽が奉納されています。
  • 荒ぶる神から守護神へ: 「荒神」の名が示す通り、本来は荒々しく、祀らなければ祟りをもたらすほど強い力を持つ神だと考えられてきました。人々はその強い力を丁寧に祀り鎮めることで、自分たちを助けてくれる霊験あらたかな神として敬ってきたのです。
タイトルとURLをコピーしました