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エヒメアヤメとは
沢山花がつくまで何十年もかかると地元の人にききました。
笠岡市には、エヒメアヤメの自生地がある。
また、吉田地区の箱田山神社の境内には栽培園があり、開花の時期(4月後半)には鑑賞会「エヒメアヤメまつり」が開催される。
エヒメアヤメは、本名をタレユエソウともいう可憐な植物。春になると紫色の花をつけるが、花期は短く、一週間くらいで花が枯れる。
日本、朝鮮半島、中国東北部~中北部に分布する。明治30年(1897)に、愛媛県で確認されたためにこの名がついた。その後、西日本の各地で自生地が点々と発見され、現在では、愛媛県・広島県・山口県・佐賀県・宮崎県の自生地が国指定天然記念物となっている。現在確認されている範囲では、笠岡市が日本で最も東の自生地、すなわち、世界においても東限ということになっている。
岡山県の希少野生動植物にも指定され、採取が禁止されているので注意していただきたい。
笠岡市ホームページより引用
エヒメアヤメまつり
ベイファームの花畑を見るのとは違い、エヒメアヤメがほんの少し咲いているを鑑賞する感じです。この控えめに咲く感じがなんとも言えず、貴重な植物なんだなあと実感します。
エヒメアヤメまつりとは
毎年、地域の人が開催しているようです。お茶席や手作りお菓子の販売など箱田山神社の敷地にお店が並びます。今年はコロナ禍なので受付だけの簡素なものでしたが受付の人がエヒメアヤメについて詳しく教えてくださいました。
エヒメアヤメの植えている所に一つ一つ竹が刺してあります。地元のボランティアが丁寧に育てているんだなあと感じます。上の写真のように花畑といった感じではありません。毎年、エヒメアヤメを見に来ていますが今年は満開でした。年によってはうまく咲かない年もあり、花を咲かせるのは難しい植物のようです。この控えめな花を観賞するのがエヒメアヤメまつりです。
上の写真のように大株になるには何十年もかかるそうです。いまは、地元の人で絶やさないように大切に育てていますが、昔は何もしなくても自生していたそうですよ。花が咲かないと草と見分けがつかない為、つい草刈りで刈ってしまうそうです。
2021年4月10日桜が咲いていました。この桜はソメイヨシノではないそうで少し遅めに花を咲かせるそうです。今回はエヒメアヤメまつりにちょうど満開でした(^^♪
箱田山神社
通称「ハコダサマ」
住所 笠岡市吉田3909
駐車場 無(まつりの時は受付の人が誘導してくれます)
せっかく来たので神社のほうも散策してみました。少し高い所に神社があり、見晴らしもいいです。
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